SmartMatliX

小型Oリング/多様形状パーツ用シングルテーブル式自動画像検査機


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カラー検査

SmartMatliX は、ゴム、プラスチック、PTFE製のOリングや多様形状パーツの寸法および表面欠陥検査のためのシングルテーブル式自動画像検査機です。 SmartMatliXは、その視野の範囲内でゴム、プラスチックおよび他の材質のシールを非常に高精度に検査するために設計されています。

SmartMatliX は、MatliXシリーズの「費用対効果」バージョンですが、その多くの機能は標準モデルと同等のものを備えています。 人工知能(AI)ソフトウェアはオプションとして選択可能であり、たとえ機械を設置した後でも、カスタマーのニーズに応じて遠隔操作でインストールすることができます。

 

 

検査対象品は、供給ユニットによりコンベアベルト上に搬送され、続いて電動ダイバータによりベルトから回転テーブルに移動します。 ここから検査対象品は、2台のデジタル産業用カメラを通して欠陥検査を実行する一連の検査ステーションを通過します。 カメラは、ガラス製回転テーブルの上部に1台と、下部に別の1台が設置されています。

こうして取得された画像は、失われたり妨害を受けたりすることなく、リアルタイムオペレーティングシステムによって制御されるPCに転送され、同オペレーティングシステムにより、画像処理と、シンプルで直感的なウィンドウインタフェースを介した作業者とのインタラクションが実行されます。 リアルタイムシステムは、優れたシステム安定性と非常に高い検査速度を可能にします。

画像の取得および処理が終了すると、検査対象品は、良品、不良品、リワーク品の3つの異なる集積ストッカーに分類されます。 全パラメータ保存と、機械やフィーダーの残留ワーク高速排出により、非常に短時間で選別するワークを変更できます。

カラー検査技術
表面および側面検査ステーションには、自社開発の特許取得済みカラー照明装置を使用しています。 表面欠陥を効果的に検出できるよう発明された、デュアルカラー照明装置です。

 

 テレセントリックステーション
寸法検査ステーションは、IATF 16949 の要件に沿って、技術的な手順の適性、人員の能力、測定のトレーサビリティに関する ISO IEC 17025 認証に従った校正証明書を備えています。

 

検査ソフトウェア
UTPVision のソフトウェア
は普遍的であり、すべての画像検査機にデフォルトでインストールされます。 オペレータがリモートで管理することを可能にするアプリケーションを備え、SmartMatliXからBigX、ScrappiXからLoringXまで、同じ技術と可能性、つまり、単一のソフトウェアおよび同じツールが UTPVision のそれぞれの検査機に搭載されています。 さらには、将来のソフトウェアアップデートの可能性が保証されています。 いつでも、最新の開発をすべて含む最新バージョンへのアップデートが可能です。

 

Oリング検査ウィザード
本アプリケーションを使用して、検査設定とツールの自動パラメータ化を簡単に行うことができます。 Oリングの詳細と寸法を設定するだけで、検査を開始する準備ができます。

 

追加検査ツール
検査機には、Oリングだけでなくどのような形状の製品でも検査できるツール一式が装備されています。表面検査領域を定義したり、 ゲージとルーラーを使用したり、高度な計算ツールを使用したり、あらゆる形状の輪郭上のエッジに出現するバリを識別したりできます。

 

最大の安全性
UTPVision の検査機にはCEマークが付与されており、稼働中の騒音は 70dB 未満、すべてのレーザはクラス I であり、照明装置のリスクグループは「免除グループ」で何らの光生物学的傷害も起こさないものです (EN 62471:2010に従って検証済み)。

 

検査レシピとレポート
必要に応じて、特定の検査対象品の検査レシピを保存して再ロードすることができます。 検査機は、ほんの数秒で対象製品を検査する準備が整います。 検査終了時には、検査データ(ステーション別の一般的な検査統計、統計指標付き寸法測定結果のグラフ、CpおよびCpkなど)を含むレポートを保存することができます。 これらのデータは、あらゆるファイル形式でエクスポートでき、レポートの様式をカスタマイズできます。 また、レシピの後続処理と検証のために、それぞれの検査ステーションから画像を集めて保存することもできます。

 

その他の機能
- ODBC または Modbus を経由して即時にデータをエクスポート
- MaviX との互換性
- TeamViewerで遠隔サポート 


オプション:人工知能(AI)ソフトウェア「AIS」

UTPVision の画像検査システムを特徴付けているのは人工知能(AI)ソフトウェア「AIs」であり、パラメータとしきい値の手動入力に基づいて画像の取得と処理を行う従来の検査方法に革命を起こします。

AIsを使用すると、検出対象となる欠陥(または特徴)の一連の重要なサンプル画像を収集するだけで十分であり、いわゆる SVL(SuperVised Learning、教師あり学習)手順を通じて AIs に機械学習をさせ、ニーズに応じて検出対象を区別または分類することができます。

この分野での人工知能(AI)の使用は、検査用に設定されたしきい値を調整するという点で後続の調節を必要とする環境変数やプロセス変数から切り離されているため、より効果的な方法であることが証明されています。

SmartMatliX はすでに AIs が実装できるよう設計されています。 検査機は、これらのアルゴリズムのおかげで、シンプルなサンプル画像を利用し「物体」(定義された形状)および/または「表面欠陥」(未定義の形状)を検出する能力を有します。 当社エンジニアによる現場での作業を必要とせずに、遠隔操作でこのオプションをインストールすることができます。

 

 

技術仕様 35 50
材料 ゴム、プラスチック、PTFE , 金属
全色 (1)
最小外径 3 mm 3 mm
最大外径 35 mm (2) 50 mm (2)
最小厚 0.9 mm 0.9 mm
最大厚 5 mm 5 mm
処理能力 寸法や材質に応じ、最大10個/秒(36,000個/時)
ローディングシステム エレベータ式ホッパー 130 L

 

平坦度ステーション 35 50
測定視野高 9 mm 9 mm
寸法解像度 0.001 mm 0.001 mm
測定精度 (3) ±0.015 mm ±0.015 mm
測定再現性 (±2σ) (3) ±0.025 mm ±0.025 mm

 

垂直テレセントリックステーション 35 50
カメラ B/W B/W
視野 Ø39 mm Ø54 mm
一般形状ワーク最大高 1 mm 5 mm
Oリング最大高 2 mm 10 mm
寸法解像度 0.001 mm 0.001 mm
分解能 0.025 mm/px 0.035 mm/px
内径測定最大許容誤差 MPE (4) 8 µm (5) 9 µm (5)
外径測定最大許容誤差 MPE (4) 7 µm (5) 9 µm (5)

 

上側表面ステーション 35 50
カメラ フルカラー フルカラー
視野 48x40 mm 66x55 mm
寸法解像度 0.001 mm 0.001 mm
分解能 0.019 mm/px 0.027 mm/px
検出可能最小欠陥寸法 (5) 0.058x0.058 mm 0.081x0.081 mm

 

下側表面ステーション 35 50
カメラ フルカラー フルカラー
視野 48x40 mm 66x55 mm
寸法解像度 0.001 mm 0.001 mm
分解能 0.019 mm/px 0.027 mm/px
検出可能最小欠陥寸法 (5) 0.058x0.058 mm 0.081x0.081 mm

 

オプション

 

側面ステーションPolyview 35 50
カメラ 白黒 -
視野数 45°毎に合計8視野 -
最大外径 35 mm -
各視野の視野幅 25 mm/px -
分解能 0.04 mm/px -
検出可能最小欠陥寸法 (5) 0.12x0.12 mm -

 

その他デバイス
AI検査ツール
エレベーター式ホッパー 300 L
静電気除去バー
層流フード
回転ストッカー
自動包装機
袋出口Z型ベルト

 

NOTE
(1) 透明は要検証
(2) 変形していないOリング。数値は全ステーションに関するものではない。
(3) 温度20°C ±1°Cにて検証。 
(4) MPE = 最大許容誤差  (maximum permissible measurement error)ISO/IECガイド99 - 国際計量用語(VIM)- 基本・一般概念および関連用語4.26に基づく最大許容測定誤差。
(5) 周辺領域に対して最低20点の色調変動